キム・ヒチョルは道重さゆみなのか
あれだけババババッと書いといて大事なことをうっかり忘れていた。キム・ヒチョルさんの歌唱力についてである。一番言いたかったことなのに忘れてしまった。ダンスについては言う必要ないだろう。お身体大事にしてください・・・
私はダンスはスキル厨だが歌唱力に関してはスキル厨ではない。だって私がモーニング娘。で一番好きな歌声は生田だよ。普通違うよね。普通小田だよね。卒業したばかりのルパンイエローこと工藤の歌も好きだったけど別に上手いから好きというわけでもないし(大して上手くないし)、ハスキーだから好きというわけでもない。様になっていると良いというか簡単な話歌っている姿が可愛くかっこよく見えたら好きなのだ。
「キム・ヒチョルは道重さゆみなのか」というのはこのビジュアルで後列メン・・・!??歌が下手なのか・・・?それともダンスが?道重かよ!という第一印象からの問いであるが、ヒチョルの歌はすごくいいよってことをどうにかして伝えたく、つまりよくよく見てみたらヒチョルは道重ではなかったということをお伝えしたいのである。それが前回イェソンがマジ卍であることに気を取られすぎて書き忘れたことなのである。
ヒチョルはどうやら「『U』で音を外して叩かれたのがトラウマ」らしく、誰だヒチョルさんを叩くやつは。私が許さん!!!!宇宙大スターになんてことを!という気持ちでいっぱいだが、その前に えっヒチョルさん繊細すぎ・・・!? とトキメキを隠せない私がいるというのも事実。『U』のヒチョルはいいぞ。
ヒチョルさんの女子力がもっとも高かった頃(髪の長さ的な意味で)
『U』を歌っている映像はたくさんYouTubeにあがっているが若干不安定な生歌と口パクがほとんどという中でこれだけはヤケクソっぽいコブシの効いた歌い方をしていていったい何があったのか、謎である。
ミスったように見えるのはこれかなあ。そんな叩かれてガチ凹みするほど酷いとも思えないけれど。
『U』でこんなに推されていたヒチョルがラップパートを歌わされた『Don't Don』を経て『SORRY,SORRY』で露骨にソロパートが減ったのは、他に理由があるのはわかってても、そもそも本人から歌うことを激しく拒絶したとしか思えない。ソロパートがない人だっているんですよ!この4秒のソロパートは当初誰のパートだったんだろうか。ソンミンかな。まあ、完全にヒチョルのソロというよりは後ろでソンミンも歌っているように聞こえる。
『SORRY,SORRY』と同時期のノラゴこと『It's You』のヒチョルもいいぞ。
ドラマバージョンとかいう神
これも重役出勤だがめちゃくちゃおいしいパートなうえに歌上手くて動揺する。もう一度言うが誰だヒチョルさんを叩いたのは!許さん!
ヒチョルの後ろでソンミンが歌っているといえば4集の『나쁜 여자(Boom Boom)』
boom boomてwwwww昭和かwwwというツッコミはさておき、この歌のヒチョルは4集の中で最も 良さみが深い・・・ と一筆箋に筆でしたためたいくらい素晴らしく、美しいのが罪なだけって自己紹介かよオラオラと冷やかしたい。美しいのはお前の歌と顔だよ。ただトゥインクル☆トゥインクル☆リトルスター☆から始まるヒチョルパートと思わしき部分が、どう聞いてもヒチョル一人ではなく、キュヒョンの声も聞こえるし、加えてイェソンもいるんじゃないかという気がするし、後半部分は絶対ソンミンとリョウクがいるし、でも全員で歌ってるようには聞こえない歌割り厨泣かせのパートになってしまっている。歌うまメンバーでヒチョルを囲うとまるでヒチョルが頼りないみたいだからやめてあげて。ていうかこの歌は全体的にソンミンの声が強い。正解を教えてほしい。
この歌の中でヒチョルさん大正義感を強めているのがサビ終わりの「너무 예쁜 게 죄 일뿐」(のむ いぇっぷん げ じぇ いるっぷん)の「너무」の歌い方である。「んのむ」と小さい「ん」を入れているところにハロオタの私は勝手につんく魂を感じており個人的にめちゃくちゃポイントが高い。これは『ロマンス途中』で「んのない〜」と歌わされた高木紗友希を思い出す。
(1分5秒頃)(ちゃんさんお大事に)
「너」の発音が正しくは「の」なのか「んの」なのかそれとも「んお」なのかは知らないがこれはつんく歌唱と言わざるを得ない。ちなみに同じ詞を歌うソンミンも小さい「ん」をしっかりと入れているのでそういう歌唱指導があったのかなんなのか。「ん」を抜きにしてもこのヒチョルは良い。
なんとなく浮いてる感があったヒチョルが急にグループに馴染み始めたのって3集〜4集のあたりからじゃないのかと思うのだが、これが良いか悪いかはともかく、ハンギョンの脱退の影響としか思えない。アイドル以前に歌手でもなくダンサーでもなかったのに急にアイドルになっている。SUPER JUNIORのバランスを崩していたのが(悪い意味ではない)、兵役後までくるとあまりにも角が取れすぎて、ずっとリアルタイムでヒチョルのことを追ってきた人の目にはそれがどういう風に見えていたのかとても気になる。
昔からのファンの人は、ヒチョルがSJを抜けるかも・・・という時に、未来でこんなに思い邪のない笑顔で楽しそうに歌って踊る姿を想像できたんだろうか。私だったらできない。
boom boomといえばこれも。
SUPER JUNIORにしては過激な詞よね。これのヒチョルはあまり輝いてないがリョウクがとってもいいのでオマエラとりあえず聴け。
でも私の中でboom boomといえばまずこれである。
ブーンブーンゲロッベイベwww
久しぶりに聞いたわ。
ブンブン言い過ぎヒカキンかおまえはというところで話を戻すとしよう。
あまりに叩かれすぎて『U』以来自信を失った(らしい)宇宙大スターヒチョルさんだが、それ以前は自信があったのかと思うと急に可愛すぎて困る。顔には絶対的な自信があるくせに「歌はちょっと・・・」と言っているところが完全に道重。でも実際はそれなりに上手いというのが道重とは違うところである。韓国は歌うまのハードルが高すぎるのである。
道重を見てみろ!
上手くはないけどこんなに可愛い!!!♡♡
ヒチョルさんも「ピッチが取れなくても可愛い私」の如く「音を外してもマジイケてる俺」くらいに考えてほしい。私見だがアイドルで重要なのは歌の上手さではなく歌った時に可愛い(かっこいい)かなのである。顔が可愛い(かっこいい)という意味ではなく、歌そのものが可愛い(かっこいい)という意味だ。歌が上手いだけでは、可愛く(かっこよく)なければ、アイドルとしてはあまり意味がないのだ。あくまで歌手ではなくてアイドルなのだから。道重は可愛いのでセーフ。あとリズム感も大事(つんくイズム)
こんな風に言ったところで日本と韓国ではアイドルのあり方が違うので的外れなだけだが。
ヒチョルは歌えるメンバーであると私は断言したいし、それと共にかっこよく歌えるアイドルでもあると言いたい。というか、そもそもSUPER JUNIORには歌が下手なメンバーがいないのがスゴイ。ウニョクが少しあやしいかなとは思うが高音が綺麗なのよね。リズム感もあるし。単純に歌唱力だけ考えたらKRYがちょっと頭二つくらい抜けてるからそこ比べられるとキツイ。
かっこよく歌えるメンバーとしてはもう一人ドンへを挙げたい。前回の記事で一番アイドルしてるのはドンへだと言ったと思うんだけど、この人はアイドルとして生きるためにこの世に生まれ落ちたとしか考えられない。ドンへの歌は安定感はないけどアイドルとして100点なんだよね。不安定な田中れいなみたいなもんなんだよね。不安定な田中れいなってそれ田中れいなじゃなくね?
ドンへはだいたいどの曲もキマってるのでどれを聴いても良しなのだがあえて挙げるとすれば
随分と余裕のある歌い方をしているように感じる。少女に対して笑いながら歌ってるような・・・イ・ヨニと歌ってる人って本当にドンへだよな・・・。詞の内容的には女性のほうが余裕ありなんだけど、こんな風に歌われたらちょっとゾクリとする。誰か女性とデュエットしたらすごくええんでないか!?
これはリョウクもいいがドンへもよかったというかイトゥクもいいしまあみんな良い。
前回紹介し忘れた名曲
これもドンへだけでなくみんなが良い。『Devil』と並んですごい名曲ダァ。
イェソンさんファンデ濃くね?
この顔クセになる
話が逸れた。
新曲もよかったけどね・・・個人的にはまたまた重役出勤しているヒチョルさんが一番よかったから・・・
『SJ Returns』のアルバム制作の様子を見ていて、『SORRY,SORRY』で売れてそれから似たような『미인아(BONAMANA)』、『Mr.Simple』と繋いだのが良かったのか悪かったのか、儲かりはしただろうけど音楽的にはあまり良くない進め方だったんじゃないのかと考えてしまった。KRYの良さがほぼ生きてないもんな。とくにイェソン。だから8集の表題曲は『Scene Stealer』じゃなくてこの『Black Suit』を選んでくれてよかったと個人的には思っている。もちろん、『Scene Stealer』もすごく良いけれども。
ぱぼやぁ~(かっこいいではなく可愛い)
ドンへはあまり語気を強めるような歌い方は合わない気がするので少し力の抜ける歌い方ができる曲のが良い。D&Eはなぜか日本贔屓にしてくれているが、日本語になると私の耳にはなぜかドンへよりウニョクのほうがかっこよく聴こえてしまう。
ウニョクは少し舌足らずなのが気になるが、日本語だとあまり気にならない。
SJTの曲を聴くとヒチョルに似合う曲調だなと感じる。トロットをもっと歌ってほしい。トロットは日本でいうところの昭和歌謡っぽくてすごく好き。『로꾸거!!!』を初めて聴いた時ヒチョルが歌えるイメージがなかったので思いのほか印象よく聴こえて、今思えばそれがヒチョルの歌が気になったきっかけかもしれない。あれ?ヒチョルさん歌うまいな?って。ソンミンも声が可愛くなりすぎずトロットにとても合っている。
なんだこのセットは・・・
Tの曲はiTunesでないので仕方なしに貼るがこれのヒチョルさんめちゃくちゃ良い。カンインとソンミンも良い。なんかKinKi Kidsでありそうなオケで個人的にとても耳に馴染む。高音も低音もとっても綺麗。
SUPER JUNIOR-Tにイ・ドンへ(カントリー娘。に石川梨華のノリで)
ドンへもいけるやん!!!と思ったがヒチョルと比べると少し声が軽いか。トロットには向いてないかもしれない。
ヒチョルとイェソンは声のタイプが近いように思うのだけど、どうかな〜。イェソンはもともと掠れてるけどヒチョルは酒灼けっぽいんだよなあ。イェソンは声に透明感があるんだけどヒチョルはもっとこう、太いというか、重いというか・・・重い軽いで分けると
重い・・・ヒチョル、シンドン、キュヒョン
普通・・・イトゥク、ソンミン、ドンへ、リョウク
軽い・・・イェソン、カンイン、ウニョク、シウォン
私だったらこんな感じに分ける。
重いから良いとか悪いとかそういうことではなく、耳にした時に向こう側が見えないような質量みたいなものを感じるのがヒチョル、シンドン、キュヒョンで、耳にひっかかると言えばいいのか、自分でもよくわからない・・・。坂本真綾なんかは軽い部類に入るんだけど、真綾は何かのインタビューで「自分の声は空気穴があってスカスカした声」みたいなことを言っていて、それはつまり重いか軽いかで言えば軽く、確かに真綾は濃霧みたいな声をしているのである。すごく水っぽいんだけど空気もたくさん含んでいる。
イェソンもそんな感じ。プリズムとか、北風とか、お天気雨とか、そういうものに例えたくなる声をしている。ヒチョルの声を何かに例えるとするなら・・・うーん・・・・・・
・・・石を入れた雪玉かな・・・・・・(?)ガツンとくる時があるという意味で。
自信があろうがなかろうがテンションの落差が激しく見えるキム・ヒチョルさん(とくに若い頃)
デビュー曲でこんな表情をするところを見たら「この人大丈夫か?」と思わずにはいられない。心配になる。ヒチョルはあまりにも正直で、丁寧で、律儀で、飾らない人だというのが見てて伝わるんだけど、それは若い頃からのことのはずなのに、若い頃のヒチョルは演じてるんだか自然体なんだか、それとも尖ってるだけなのかよくわからないけど、どう考えてもこの感じじゃ生き辛かっただろうなとしか。
大丈夫?(この髪型はレノなのかhideなのか)
演じていた時もあるのかな。今こんな顔しないよね。わざとらしく演じたり時々素に戻って逃げ道を作れる人ならいいけれど、そうじゃない場合世間のイメージとのギャップに苦しんでしまうだろう。自殺したジョンヒョンはそのパターンだったのかな。ヒチョルは演じることもあるだろうがそれをやり通すのは不器用すぎてできない人に見える。完全なるピエロにはなりきれないというか。ヒチョルはどこかで一息つける人ではあると思う、そう思いたい。それができなそうという意味で、今はイトゥクが見ていて一番怖い。急に何日も休んだ鞘師みたいな怖さ。
ピエロといえば小田の「道重良いピエロ」発言が一部で騒がれたけれど、アイドルにとってピエロと言われることは最高のとまでは言わないが、悲しくも褒め言葉であると私は考えている。道重の場合もうピエロの段階は通り越して神格化されつつあったので騒がれちゃったよね。
つまりピエロっぽいところは道重だけど実際のところピエロと言うにはあまりにも正直で情緒不安定すぎるしやっぱり歌唱力的にも道重と言うには上手すぎる、ということで
問 キム・ヒチョルは道重さゆみなのか
答 よく見たら道重ではなかった。勘違いしてメンゴ。
「キム・ヒチョルは道重さゆみなのか」という問いがそもそも良くなくて、ヒチョルはヒチョルだし、道重は道重なのである。他の何者でもなく唯一無二の存在なのだ。どちらも素晴らしいアイドルだ。ただ、私がモーニング娘。ファンなのでどうしても他のアイドルを見る時にモーニング娘。がつきまとい、例えると道重ポジかなと当てはめてみたけど全然違いました〜ピッピロピ〜〜というだけの話。なので許してください。
以上、閉廷。お疲れ様でした。異論は受け付けます。
ちなみにこんだけヒチョルのこと褒めたけど一番好きな歌声はリョウク!!!!!私にとって君の歌はいつも100点だ!!!(結局スキル厨)
21.1.2018