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気まぐれオタクのブログ

『映画 刀剣乱舞』おかわり

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30日に2回目、昨日朝イチで3回目を見てきたので、とりとめないけどもろもろ雑感、考察みたいなものを。最近刀剣乱舞の話ばかりですまんね。もう少しだけ付き合って。パンフは、26日に再入荷していて買えた。シナリオブックも買った。

 

■2回目-仕事前に行った。レディースデイだからか、なんなのか、よくわからないが、ほぼ満員。初めて見た時は日曜日なのに3割くらいしか埋まっていなかったんだけど。レディースデイだから女ばかりなのはもちろんわかるけど、私の座っていた列には、高橋一生みたいなお兄さん、シブいスキンヘッドのおじさん、可愛らしい老夫婦がいて、なぜこの列だけこんなバラエティ豊かな面子なのか・・・とパンフを読み込むふりをしながら考えていた。老夫婦のおばあちゃんのほうが、長谷部日本号秀吉のあのシーンで、ウフフと笑っていて和んだ。ちなみに映画見てテンションおかしかったからかはわからないけどその後の仕事で、お金の書類で少々やらかしてしまって次の日の朝クライアントさんが尻拭いをしてくれていた。大したミスではないんだけど本当にスミマセンデシタ・・・

■3回目ー前日遅番(帰宅時間23時半)だったのに朝イチ8時半の回を見に行く。寝起きひどいのによくちゃんと起きたな?マジで。3回目ともなると余裕が出てきてかなり雑念が色々考えながら見ることができた。観客は30人くらい。金曜日なので午後の回のほうが人気で、ほぼ満員だったようだ。朝から血圧上がりそうなことして疲れて昼寝してしまった・・・。朝の映画館に行くのは『HERO』(一作目)以来だなあ。そういえば『HERO』にも八嶋智人出てるな。『HERO』の時はSMAPファンの友達に誘われたから行ったんだけど今回は3回とも一人。インドアで陰キャの私がよく3回も映画館に行ったものだ。

 

雑感の前に映画泥棒まとめ

エピソード1 不動、鶯丸、長谷部

エピソード2 骨喰、日本号、薬研

エピソード3 鶯丸、三日月、山姥切(タイトルコール全員+三日月)

鶯丸の役者が、ブログでこんなことを言っていて

ちなみに、映画泥棒。
確かエピソード3つだったから次で最後か。

1つ目が、不動、鶯丸、長谷部で、
2つ目が、骨喰、日本号、薬研で、

てなると、3つ目は、、?
今まで出てきてない刀剣男士だとすると、

国くんと宗くん、あと1人は誰だろ?
気になるなーーー!!!!!!!

僕の予想は、鶯丸。

きゅーてぃこー | 廣瀬智紀オフィシャルブログ「My Rule」Powered by Amebaより

この人のキャラ的に、ハッタリの可能性も十分あるなとは思いつつ、嘘か本当かわからなすぎて、なんでこんなに惑わされなければならないのか・・・と茶畑に沈みかけている私はドギマギしながら見に行ったのだが、そうしたらマジで鶯丸出てきて、笑い声を我慢するのがすっごく辛かった。今思えば、鶯丸じゃないとしたらこんなこと言わないだろう。これで鶯丸じゃなかったら意地悪だ。「茶は売店で買ってくれ」と言うくせに、マイ湯呑みを持ち込んでいることについてはつっこんだほうがいいのだろうか。鶯丸と日本号が羽交い絞めにしつつも逃がした映画泥棒は、三日月が斬って仕留めていた。三日月は羽交い絞めしていなかったハズ・・・

 

雑感

■不動と蘭丸・・・基本的に私の頭の中は鶯丸でいっぱいだが、森蘭丸のシーンが一番好きかもしれない。超序盤なんだけど、序盤だからこそ好きなのかもしれない。最初にあれを見せられたら心を鷲掴みにされてしまう。あれで物語に引き込まれた。たまんねぇし、たまったもんじゃねぇって感じのシーン。信長を守る蘭丸、こらえる不動、美しいシーン。

■まんじゅう・・・本能寺から帰城後、お菓子を囲んでいるシーンの始まりで、山姥切が俺今まんじゅう半分食ったよみたいな動作をとっているのと、薬研のまんじゅうも半分なかったような気がするので、あそこでお菓子に手をつけたのは3人だけ。シーンとして見られるのは鶯丸だけだが。(なんかカステラもごもごしながら喋っていたような気もする)まんじゅうは全員分あったけどカステラあと3切れくらいしかなかったような。さては鶯丸自分のためだけに持ってきたな。あと湯呑み(長谷部と骨喰は汲出?)のデザインが全員違っていた。みんなマイ湯呑み持ってるのかなあ。

■三日月よくわかんない・・・三日月と鶯丸の内緒話は代替わりについてで確定でよろしいか。日本号の「何かをしょいこんでいるのかも、とは思う。主のこととか」と言うセリフと、薬研が記憶を取り戻すシーンで信長が安土城で自害したことに驚いていたので。鶯丸も「主の側にはお前がいたほうがいい」と言うし。つまり鶯丸も信長安土死亡説は知らない。恐らく主も知らない。主は「お前の策で行こう」と言うが、三日月は自分にとって正しい歴史を元に安土城で秀吉にやらせよう^^と言ったのか、ただ単にさくっと信長を暗殺して四角い仁鶴がまぁ~るく治めよう^^とだけ言ったのか。恐らく後者。三日月は誰にとっても正しい歴史を歩まなかった信長に驚いているので、そこで初めて、機転を利かせてじゃあ自分にとって正しいほうで行こうと思ったのだろう。でもそれは誰にも言わない選択肢を選んだ。でも「お前のせいではないだろう」と言う鶯丸に「俺だ・・・。俺なのだ」と意味深な返答をしたのは、自分が知っている歴史を黙っていることへの罪悪感ではなさそうだな。隊長として、誰にとっても正しい歴史を守れなかったから?本能寺の変において三日月は「あなた様はただなすべきことを」と言ってちゃんと仕事をした。そこに俺の知っている信長は安土で死んだからそうしたろ!という気持ちは微塵もなかったはず。そこまで一人で背負い込む三日月、よくわからない。「言わない考えなら、ないのも同じだ」とブチ切れた長谷部の言う通り。代替わりを黙っているのは時間遡行軍に知られたくないという理由もあるし、まあわからないでもないが、俺の知っている歴史はこうだと話してもよかったんじゃないかなあ。うま~く行動できたからよかったけど、山姥切薬研骨喰は大太刀をぶん回されて負傷、長谷部は不意打ちされて撃たれたんだぞ。まあ大丈夫だろうとマイペースに信じていたのだろうか。そんな三日月がかなわないと感じてしまう鶯丸、つよい。

■ここでちょっと整理

・三日月視点の歴史・・・信長は本能寺の変で生き延びるも、安土城で秀吉に攻め込まれ自害。

・薬研視点の歴史・・・蘭丸が信長を逃がすが、安土城で秀吉に攻め込まれ自害。

・誰にとっても正しい歴史・・・信長は本能寺の変において自害。

・映画での最終的な展開・・・無銘が信長を逃がすが、安土城で秀吉に攻め込まれて自害。

三日月は、秀吉の刀だったため本能寺で自害する信長の姿は知らない。薬研は、自害のために使われたことは覚えているが燃えたため上記のことは途中まで忘れていた。長谷部は、黒田家に下げ渡されたため信長の最期に立ち会っていない。不動は、蘭丸とともに燃えたため信長の最期を見れなかった。

不動が難しいところで、「覚えてるほうがいいとは限らないって」「あそこで死ぬべき奴はみんな死んでる」と若干の含みを持たせたようなセリフが気になるが、これは「覚えてるほうがいいとは限らないって(俺は信長が自害を選んで行った瞬間を知ってるから辛い)」「あそこで死ぬべき奴はみんな死んでる(俺が守りたかった信長も蘭丸も死んだ)」という意味でしかないような気がする。前回の感想で不動は知ってたのかも~と書いたけど今の意見としてはこうだ。そして、三日月は誰にとっても正しい歴史をまず一番に尊重しつつも、当時は秀吉の持ち物であったために本能寺で自害する信長の姿を見ておらず、みんなとは逆に安土城で自害した信長しか知らない。映画の本丸には宗三左文字もいるけど、宗三はどういう風に記憶しているのかなあ。刀剣乱舞のキャラクターで信長が最期まで所持していたのは薬研と宗三だけかな。ていうか、今調べていて知ったのだけど、鶴丸って信長のところにもいたのね。鶴丸の経歴すごいな。レア4なのも頷ける。

■うわひでよしこわい・・・あとやっぱり秀吉こわい。最初から本物の信長からの書状だとわかっていてあの演技力。2回目の時に気づいたけど、進軍中の秀吉の手にはすでに三日月宗近が握られているわけで・・・。その時の秀吉の何とも言えない自信の表れのような表情も相まって、もうすぐ信長の時代が終わることを表しているようにしか見えない。

倶利伽羅・・・初めて見た時は三日月と薬研が解説してくれてるのに興奮のあまり何にも頭に入ってなかったんだけど、2回目だと冷静になって、明智をかばったのは自分の主が自分を抜刀したからだということに気づけた。タオの弟ってマ?その倶利伽羅江が顕現した後、みんなが順番に大太刀を攻撃して最後に三日月が止めを刺すシーンが、非常に特撮感が強いというか、急に日曜の朝に流れてそうな戦隊もの的な映像になったなと思った。毎週お決まりの攻撃演出みたいな。

■代替わりと幼女の未来・・・大太刀が「お前で途絶えるのだ・・・」と言うので、何代か続いているのかと一瞬考えたが、代替わりが行われるのは恐らく初だろう。本丸に戻ったみんなが代替わり is 何?みたいな反応をして、鶯丸から解説を受けるので。メタ的に言えば観客への説明だろうが・・・。「哀れなほど手薄だなwwwww」と煽ってくるけどむしろ手薄な時を狙って来ただろう。そして幼女の未来を考えると正直怖い。幼女は大変にso cuteなのだが、本丸襲撃なんてこともあるのに・・・おばさんが助けてあげたい・・・この子役の女の子は自分がとんでもない映画に出てることわかってるのかな。たぶんわかってないな。カワイイ!!

■何度見ても・・・ずいぶん美声な主だなあと思ってたら堀内正美だった。主と三日月の老人ホームみたいな雰囲気のやりとり(あくまで雰囲気)、何度見ても良い。長谷部が切れたあと三日月をしばらくじっと見つめる山姥切の顔、何度見ても美しい。幼女に頭を下げるジジイ刀、何度見ても堪らない。ほかにも何度見ても良いと思うシーンは多い。前述の蘭丸も。もう映画館に行く予定はないけども、何度でも見られる感じがしている。ブルーレイ買うよ。これまで一切触れなかったけど、西川貴教の主題歌もグッジョブすぎて、気分ブチ上がる。

この映像、3月12日までしか見られないらしい。惜しい。

 

 

また何かあったら書き足します。

 

 

 

2.2.2019