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気まぐれオタクのブログ

SS8のセトリにあったので『갈증(A Man In Love)』の素晴らしさを語ってよろしいか?よろしいな。

勝手にしやがれ!(兄さん)

 

渇き [A Man in Love]

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  • SUPER JUNIOR
  • ポップ
  • ¥200

渇き [A Man in Love] (Remix ver.)

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The SECOND ALBUM『Don't Don』(DVD付)(ジャケットA)

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名曲の多い2集の中の1曲。


まずメロディーとリズムのバランスが素晴らしい。R&Bってこういうことかって思うくらい。80年代のダンスミュージックっぽさもあり、伝統的な民族打楽器や琴のような弦の音もあり。アレンジ変えたらバラードになりそうなくらいの泣きメロなんだけど、かなり尖ったラップを入れていてその対比が素晴らしい。

最後のほう、そこでキボムか〜〜!!ってなるの私だけか?たぶん私だけだな。あれキボムだよね?(不安)このキボム大好きなんだ〜〜〜!一番サウンドに声が馴染んでいる。似合うポテンシャルを持っているのか演技派なのが際立っただけか、彼女を切望する独特の憂いが出ている気がするんだ。

キボムもそうだけどそれ以上にこの曲はKRYとドンへの使い方がうまい。歌においてはKRYとドンへを正しく使えばだいたい神ということにSMは気づいているのかどうなのか。この4人はアベレージヒッター。ドンへの重宝ぶりを見ると気づいてるだろう。でも兄さんの魅力に気づくの遅いと思うよ。兵役前の目立たなさなんなんだよ。3集と4集の兄さん死にステみたいになってるジャン。宝の持ち腐れの極み。それで兄さん消えてからの7集のKとRの活躍っぷりなんなんだよ。7集の完成度!!!!!(憤死)

この話は前もした!!私ってばよっぽど7集に兄さんがいないのが悲しいらしい。しょうがないじゃんか。しょうがないのよ。うんうん、しょうがない。(暗示)

 

一番ぐっとくるのはやっぱり兄さんの「내 인생을 바꿀 수가 있을 만큼 충분했어」このパート兄さんに任せて大正解。訳すとたぶんこんな感じ「俺の人生を変えるには十分だった」みたいな。

これを優しく微笑んで歌う兄さんを想像すると

普通に

 


キュンとします。

 

 

 

マジで

 


実際兄さんはここを優しい顔でお歌いになる。普段兄さん見て笑っててゴメンという気持ちになる。別に嘲笑しているわけではないが。

この兄さんのパートと同じメロディを歌うヒチョルさんの「네 슬픔을 함께할 수 있는 걸로 행복했어」訳すと「君の悲しみを分かち合うことが幸せだった」という感じだろうか。(間違ってたら言って)ヒチョルみたいな人が歌うと胸が熱くなるような部分だ。ヒチョルってけっこう情緒ある歌声なのでグッときてしまう。でもこのヒチョルはそんなに切なげに歌っているわけではない。あくまでいつものように右に口角を上げて笑いながら。それが良い。ヒチョルは笑顔で歌うよ。だって「幸せだった」ことを歌っているのだから!

そしてキュヒョンの「난 참 어리석은 놈인 걸〜」とその部分の骨盤ダンスだけで酔える。事故で骨盤をいわしたキュヒョンになんてダンスさせるんだ?正気か?と思うが当の本人は

ギュ< 俺かっこいい・・・

みたいな顔と相変わらずの歌声でほんと、すこすこのすこです。生きていてくれてありがとう。

骨盤ダンスもそうだけど、下半身に重点を置いたような、特にリミックスバージョンだとジャンプを多用した振り付けになっていて、私だったら間違いなくヘルニアまっしぐら。

 

音楽で大事な要素、歌い出し。「나의 고백」で始まるのが良い。「나의」=「私の」 「고백」=「告白」つまり俺の告白を聞いてくれという歌なんだ。熱い。でもこれは大好きな彼女に直接ではなくて、第三者でもなく、空に話しかけているようなニュアンスに思える。うわ言みたいな。この歌の男には彼女に直接伝える勇気がない。なぜSUPER JUNIORの歌は甘くて優しくて弱気で未練がましいものばかりなのか。

SS4だとこの曲は重低音の目立つ、よりヘヴィなアレンジになっている。身体の芯に響くような分厚い音に斬り込むソンミンの「나의 고백」はとても美しい。静寂すらも感じるような凛とした高音に息をのむ。それに続くキム・リョウク、生ける神、いつも口からCD音源以上。ありがとう。

 

英題は「A Man In Love」で韓国名は「갈증(渇き)」である。君の前にいると喉が渇いて、息が詰まって、自由にできなくなる。いやどんだけ夢中なの????と思うがSUPER JUNIORの歌はギャグマンガ日和もびっくりなくらい大体そんな感じだ。つまりSUPER JUNIORはスタンダードにアイドル酔いしたい人にはピッタリというわけさ。このグループはファンに甘い。

 

こんな素晴らしい曲を20歳前後で歌い上げたSUPER JUNIOR、Berryz工房のあななしを思い起こさせる。(結局ハロプロ)この曲は当時の彼らには大人っぽかったと思う。でも一生歌えるとても素晴らしい曲だと思う。2集なので兄さんがdon't donでマジ卍だった頃なんだけど、よく見るとまだあどけない・・・

 

そんなあどけなくも硬派だった兄さん、少し前までピンクのふわふわで今は吉川晃司ばりの銀髪。人生ってわからないね。

 

ていうかドンへの今の髪型どういうことなんすか?わかる人教えて

 

 

 

15.10.2019